CDスタッド溶接機

 下記のスタッド溶接機は専用のCDスタッドボルトとして製作されたもの以外は溶接できません。
 ご注意ください。

CDスタッド溶接機を使ったスタッド溶接の流れ

 フラッシュスタッド溶接(CDスタッド溶接)はコンデンサーに蓄積した電気エネルギーをスタッドボルトに
瞬間的に放電し溶着させます。補助材料を一切必要とせず、スタッドボルトをガン先端のチャックに差込み
母材の所定の場所に押し当ててスイッチを押すだけの簡単操作で溶接は完了します。

構成
 フラッシュスタッド溶接機は、本体電源部と、スタッドガン及びアースによって構成されるシンプルな
溶接システムです。


基本操作

スタッドガン先端部のセット

チャック・六角ホルダー・ストッパーのセット
1.まず、ご使用になるチャックを選び、
    六角ホルダーにねじ込みます。
2.工具を使ってきっちり締め付けます。
    締めすぎると折れてしまうので注意!
3.使用するスタッドボルトをチャックに差し込
    みストッパーでボルトの出シロを約2mm
    にします。
4.ストッパーをロックしガンシャフトに
    ねじ込みます。
5.レンチを使ってしっかりとねじ込みます。
6.最後に加圧ゲージを使ってガンシャフトから
    ボルト溶接面がベーク上面と水平になるよ
    うガンリングを回して調整します。
    最後にロックリングを締め付けてください。


注意!

六角ホルダーの締め付けトルクについて
六角ホルダーの締め付け強度は3N/mmです。
破断強度は約6〜7Nmmです。


本体へのセット(スタッドガン・アース)


(1)
スタッドガン及びアースを本体に接続します。
スタッドガンのカムロックは赤色、アースは黒色と色分けされていますのでそれぞれに挿入し 左回しでロックします。
(2)
溝部を上にし挿入します。
(3)
反時計方向に回してロックされます。
時々緩んでいないか確認してください。
(4)
(5)
スタッドガン、アースのカムロックをセットしたら 今度はスタッドガンのリモートをセットしてください。
(6)
セット完了!

撮影の便宜上ケーブルを巻いていますが実際の溶接時には必ずケーブルを伸ばしてください。


スタッド溶接をはじめましょう

最初に試し打ちを行います。この作業はその後の作業に大きな影響を与えますので必ず行うようにしてください。
また、最初に試すボルトはM3のストレートのボルトを選択してください。

まず製品と同じ母材の端材を用意してください。またテストはできるだけ板厚の厚いものでするほうが良いでしょう。 板厚が薄いと強度をかけた時に母材が曲がってしまい、きちんと溶接されているかどうか、判定が難しいからです。

(注)
黒皮の場合、表面が荒れているものは溶接性が悪い場合があります。また、さび等が付着していると溶接不良の 原因となるので、サンダーなどで母材表面を削る必要があります。きれいな黒皮の場合でも黒皮を削ったほうが 溶接性はよくなります。

溶接面には溶接できないのでサンダーなどで塗装を削り落としてください。

溶接の仕方
1.母材を用意します。
2.母材にアースをセットします。
3.スタッドガンを母材に押し付けます。
4.ガンスイッチを押し溶接完了です。
5.強度試験をします。

1.母材を用意します。前項の注意事項を参考にしてください。

2.母材にアースをセットします。
アースの取付け位置(溶接箇所から離れていること。また、アース同士も離れていること)
不可

3.スタッドガンを母材に押し付けます。
(母材表面はウエスなどで鉄粉、埃、油などをふき取ってください)
ウエスでふき取る 三脚を母材に押し付ける

4.ガンスイッチを押し溶接完了です。
まっすぐ引き抜きます 完 了

5.強度試験をします。

まず、目視にてスタッドボルトと母材の間に連続した隙間が無いか確認してください。隙間が無ければ次へ。隙間がある場合は調整を行ってもう一度試し打ちを行ってください。

プライヤーやペンチなどでスタッドボルトの根元までつかみ左右に傾けてボルトが折れるまで繰り返します。

スタッドボルトが折れたらあと10本くらい溶接し同じように強度試験を繰り返します。

すべてボルトで折れたら設定完了です。ボルトのサイズが変ったときは、電圧の調整で溶接ができます。

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